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私の乙女ゲレポはオフの友人には不評です。
走りすぎ、とか言われました。
走ってなんぼの世界ですよ。
誰にも文句は言わせない。
ところで、今日よしなり女史にいただいた
励ましの言葉で個人的に大うけしたのが次の台詞。
『花でも植えると良いよ』
なんだろ、響きました。
てんしょん、あがりっぱなし
行きます。オス!
ネタバレになります。
どうかある程度プレイ済みの方か(いるのか)、
ネタバレ可の方のみお読みください。

アリスの本筋はおそらく世界観の仕掛けです。
時計が、時間が、狂っている世界。
全ての謎が解けたときに、今までのストーリーが
反転する醍醐味があります。
それを狙って伏線があちこちに張られています。
何故、白兎がアリスを愛しているのか。
それは、アリスが先に深く白兎を愛していたから、
今も深く心の底から愛しているから、なんですね。
それを承知でけったいな台詞を聞きなおすと
違った味わいがあります。
女王の苛立ち、時計屋の憂鬱、省みられない生命、
これらアリスの感じる違和感、不思議の理由を
知ったときの感動はちょっと他に無いですね。
アリスの服にもちゃんと意味があるんですよ。
ビックリしたし、納得したし、気持ちよかったですよ。
ただ、ネタフリに懲りすぎて散漫な印象があります。
え、じゃあ、あれは一体どういう意味だったの・・・?
というような煮え切れなさが残りました。
『Lamento』にもあった、結局何だったんだ感っちゅうか。
まだコンプしてませんから気が早いですね。

私は大御所の乙女ゲをプレイしてきて、
アリスをプレイして、これは今までの乙女ゲに対する
強烈な反駁だ~ と冷や汗をかくところがいくつかありました。
特に、夢の世界に残る選択しかない点。
遥かだと、八葉テイクアウトできますよね。
私、アリスのキャラも持って帰れると思ってましたよ。
ペーターエンドのビバルディの説教は
ちょっと痛かったです(笑)。
大体乙女ゲなんてものはそれ自体が夢な訳ですよ。
すご~く一面的な言い方をすると。
辛い現実から逃れられる安全な《夢》ですよね。
アリスが帰るエンドはだからBADであると同時に、
終わりと始まりを内包して広がるエンドだったかな。
夢を否定して現実に生きるアリスが、
完全に夢を否定し得るかというと絶対そうじゃないでしょう。
リアリストとして自活して暮らしながら、
アリスはきっと机の中のガラスの瓶を手放さないと思います、
時々は思い出す。けれど、二度と戻れない。戻らない。
なぜなら自分で引き金を引いたから、
自分で引き金を引く。・・・そこが魅力的なヒロインでした。
今回のヒロイン・アリスは相当クセがありまして、
正直付き合いきれない思考もところどころありましたが、
良い意味で意外性のあるヒロインでしたね。
実際は夢見がちなお嬢さんです。年頃ですから(笑)。


あ、ところで、今作も全体的にえろちっくでした。
あくまでもえろちっく止まりなところ上手いです。
全年齢対象だし。
これね、逆に全部描いたら台無しだと思うんですよね。
そのギリギリのところを見定めるのが上手い、
そのあたりがブランドの味じゃないかと。
私はそうしたえろすな部分よりもちょっとした日常会話に
ときめきました。もう少し若かったらいちころだったと思います(笑)。
誰とは言わないけれども白兎はダントツえろい。
舞踏会イベントで、ドレスで押し倒されたあげく
ネクタイで縛られたときには清清しかったです。
でも、三月ウサギのネクタイをほどくスチルのが
アレだと思いました。流石だぜ!

私はリアルでは乙女ゲユーザーの友人はほぼいないんですよ。
ネオロマンスやBLGやる連中ならいますが、
もうかまわない。
電脳の海の片隅で瓶に手紙を詰めて流すよな
心持で激しく・熱く・しつこく語り明かします。
長距離走者の孤独で。ひあうぃーごー。






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