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『三国恋戦記~オトメの兵法』
(http://www.daisy-daisy.in/top/index.html)
フルコンプリート!
以下、ネタバレ有りレビュー。
決して万人におすすめはしないけれど、
個人的には心の殿堂に入れたいゲームとして、
末永く大切にしたいタイトル。
シナリオ担当のトム、宙地両氏はいずれも
BLゲーム畑のライター。 私もいくつか
両氏の手がけたタイトルをプレイしたが、
評判に違わぬ出来の良さで、乙女ゲに参入すると聞いて
とても嬉しかった。 しかも三国記もの、これは
面白くならない筈がない! しかし開発期間が
あまりにも長く、なまじ期待が大きかった分、
焦らされ過ぎて購買意欲が萎えかけてしまった。
現実逃避願望が危険水位に達して発売日に店頭で衝動買い。
フルプライスに悔いは無い。 凄く面白かった!!!!!
結末で涙ぐむとは思わなかった…布教したいけれど、
ひとを選ぶ癖があるからなあ。 でもこれ凄く面白いんだよ、
本当、何故公式で買わなかったのかが悔やまれてならない。
乙女ゲにおける定石、女子高生が異世界旅行。
孔明の弟子、軍師として三国に名高い武将に献策する
軍議モードの他は、ごくオーソドックスなADV。
まず、ゲームとしてよく作りこまれている点が好印象。
三国志にあまり知識・関心を持たないプレイヤーのために、
固有名詞は逐一簡単に辞典を参照可能。
ある程度史実に即しながら、ファンタジーとして
広がりを持つ世界観のバランス感覚が絶妙。
あくまでも、本の中の物語の世界、という処理の仕方が良い。
細かいところにまで目配りの行き届いた演出も良かった。
例えば、SEの使い方などはさりげなく凝っている。
そのさりげなさ、ちょっとした工夫が実に心憎い。
そして、サブキャラクターに至るまで人物造形が魅力的。
最初にときめいたキャラクターは何とサブキャラの
チンピラ二人組みだった(笑)。
最後まで良い味を出していた。
サブどころかモブかと思うよなチンピラにも、
深みを持たせられるところに作り手の深い愛を感じた。
プレイヤーキャラクターも、嫌味のなく素直な造形で、
同じく時間旅行ものの大作《遙かなる時空の中で》シリーズよりも、
モノローグには共感しやすかった。
どうやったらこんなふうに育つんだろう? というような
良い子っぷりに私が泣いた。 普通の女の子だからこそ、
乱世の英雄が心惹かれる…すみません、大好物ですがそれが何か?
少女マンガにも限度があろうよ、だがそれで良い、
それが良いんだ!!! もー 始終ときめきっぱなしで、
深夜に奇声をあげてのたうちまわりたくなる始末。
ライターさん二人の作風は既存タイトルで知っていたが、
二人ともあまり露骨な表現はしないタイプで、
乙女ゲ的にはどうなんだろう、と老婆心ながら心配だったりした。
ここぞとばかりに甘い台詞が疾風怒濤のように
襲い掛かる昨今の乙女ゲとは一線を画し、いささか地味な印象。
しかしさりげなく端々に滲む心情はかえって切なくて良い。
多分、クラキミを好きな方は特攻して損は無いと思います。
三国志を好きな方で、ファンタジーをファンタジーと
割り切れる方もゲームショップに走るべし。
異世界トリップ少女まんがが好きな方にも
自信を持ってすすめられる。 これは良いゲーム。
BLゲーマーで、両ライターのファンで、
乙女ゲに抵抗感の無い方にも ― ってなかなかいないか。
多分ひっかかりを覚える点は、
三君主と孔明がやや優遇されているところか。
システム周りは快適、ボイスコレクション等+αも完備。
エンディングリストが欲しいところ。
シーン回想ももうちょっと何とかならんかったんかい。
スチルは美麗、立ち絵のバリエーションも豊富。
塗りの淡い色彩感覚も世界観によく馴染んで良い。
音楽、これも非常に良かった。 特にエンディング、
スタッフロール時に流れる歌が好き。 BGMも良い。
ただ、要6GVは臆するよね…。
私の場合はインストにもさほど時間はかからなかったし、
プレイ中のストレスも皆無だった。
名前を変更した場合でも、EDムービーはデフォルト名で
固定なので要注意。 EDムービーは、攻略対象視点の
各シーン回想で、これがまた異様にときめいた。
やってくれるぜでいじーでいじー!
新規ブランドの処女作としては及第点以上。
客観点は良作、佳作、主観点では神ゲーというあたりも、
クラキミを彷彿とさせないでもない。
派生展開を切望するが、売れるかなあ。
地力があるかなあ… 頼む!
曹操ルートではBADで軟禁されたり
ハーレムにぶちこまれたりするものの、
基本的には乙女ゲ風にカスタマイズされた
なんちゃって三国志なので、残酷・流血表現は抑え目。
今月下旬に購入確定が一本、保留中が数本あり。
18禁と全年齢とが混在しているが、
忙しければ忙しいほど現実逃避願望は高まるので、
おそらく気力と体力と財布の許す限り
攻略に臨むであろう。 なんだかんだと私は元気です…。
(http://www.daisy-daisy.in/top/index.html)
フルコンプリート!
以下、ネタバレ有りレビュー。
決して万人におすすめはしないけれど、
個人的には心の殿堂に入れたいゲームとして、
末永く大切にしたいタイトル。
シナリオ担当のトム、宙地両氏はいずれも
BLゲーム畑のライター。 私もいくつか
両氏の手がけたタイトルをプレイしたが、
評判に違わぬ出来の良さで、乙女ゲに参入すると聞いて
とても嬉しかった。 しかも三国記もの、これは
面白くならない筈がない! しかし開発期間が
あまりにも長く、なまじ期待が大きかった分、
焦らされ過ぎて購買意欲が萎えかけてしまった。
現実逃避願望が危険水位に達して発売日に店頭で衝動買い。
フルプライスに悔いは無い。 凄く面白かった!!!!!
結末で涙ぐむとは思わなかった…布教したいけれど、
ひとを選ぶ癖があるからなあ。 でもこれ凄く面白いんだよ、
本当、何故公式で買わなかったのかが悔やまれてならない。
乙女ゲにおける定石、女子高生が異世界旅行。
孔明の弟子、軍師として三国に名高い武将に献策する
軍議モードの他は、ごくオーソドックスなADV。
まず、ゲームとしてよく作りこまれている点が好印象。
三国志にあまり知識・関心を持たないプレイヤーのために、
固有名詞は逐一簡単に辞典を参照可能。
ある程度史実に即しながら、ファンタジーとして
広がりを持つ世界観のバランス感覚が絶妙。
あくまでも、本の中の物語の世界、という処理の仕方が良い。
細かいところにまで目配りの行き届いた演出も良かった。
例えば、SEの使い方などはさりげなく凝っている。
そのさりげなさ、ちょっとした工夫が実に心憎い。
そして、サブキャラクターに至るまで人物造形が魅力的。
最初にときめいたキャラクターは何とサブキャラの
チンピラ二人組みだった(笑)。
最後まで良い味を出していた。
サブどころかモブかと思うよなチンピラにも、
深みを持たせられるところに作り手の深い愛を感じた。
プレイヤーキャラクターも、嫌味のなく素直な造形で、
同じく時間旅行ものの大作《遙かなる時空の中で》シリーズよりも、
モノローグには共感しやすかった。
どうやったらこんなふうに育つんだろう? というような
良い子っぷりに私が泣いた。 普通の女の子だからこそ、
乱世の英雄が心惹かれる…すみません、大好物ですがそれが何か?
少女マンガにも限度があろうよ、だがそれで良い、
それが良いんだ!!! もー 始終ときめきっぱなしで、
深夜に奇声をあげてのたうちまわりたくなる始末。
ライターさん二人の作風は既存タイトルで知っていたが、
二人ともあまり露骨な表現はしないタイプで、
乙女ゲ的にはどうなんだろう、と老婆心ながら心配だったりした。
ここぞとばかりに甘い台詞が疾風怒濤のように
襲い掛かる昨今の乙女ゲとは一線を画し、いささか地味な印象。
しかしさりげなく端々に滲む心情はかえって切なくて良い。
多分、クラキミを好きな方は特攻して損は無いと思います。
三国志を好きな方で、ファンタジーをファンタジーと
割り切れる方もゲームショップに走るべし。
異世界トリップ少女まんがが好きな方にも
自信を持ってすすめられる。 これは良いゲーム。
BLゲーマーで、両ライターのファンで、
乙女ゲに抵抗感の無い方にも ― ってなかなかいないか。
多分ひっかかりを覚える点は、
三君主と孔明がやや優遇されているところか。
システム周りは快適、ボイスコレクション等+αも完備。
エンディングリストが欲しいところ。
シーン回想ももうちょっと何とかならんかったんかい。
スチルは美麗、立ち絵のバリエーションも豊富。
塗りの淡い色彩感覚も世界観によく馴染んで良い。
音楽、これも非常に良かった。 特にエンディング、
スタッフロール時に流れる歌が好き。 BGMも良い。
ただ、要6GVは臆するよね…。
私の場合はインストにもさほど時間はかからなかったし、
プレイ中のストレスも皆無だった。
名前を変更した場合でも、EDムービーはデフォルト名で
固定なので要注意。 EDムービーは、攻略対象視点の
各シーン回想で、これがまた異様にときめいた。
やってくれるぜでいじーでいじー!
新規ブランドの処女作としては及第点以上。
客観点は良作、佳作、主観点では神ゲーというあたりも、
クラキミを彷彿とさせないでもない。
派生展開を切望するが、売れるかなあ。
地力があるかなあ… 頼む!
曹操ルートではBADで軟禁されたり
ハーレムにぶちこまれたりするものの、
基本的には乙女ゲ風にカスタマイズされた
なんちゃって三国志なので、残酷・流血表現は抑え目。
今月下旬に購入確定が一本、保留中が数本あり。
18禁と全年齢とが混在しているが、
忙しければ忙しいほど現実逃避願望は高まるので、
おそらく気力と体力と財布の許す限り
攻略に臨むであろう。 なんだかんだと私は元気です…。
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