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えっと、フルコンプ後も毎日のように起動しては
お気に入りのシーンを回想したり繰り返したりして
ねちねちと楽しんでおります。
久しぶりに物凄くハマりました。
やっべ、マジで楽しいぞ…!!!

今作は情報公開が早かった。 初出は二年前、
その段階からマークはしていたものの、
二年間のうちに就職活動を経て社会人になって、
いつの間にか乙女ゲから遠ざかっているうちに
購買意欲が萎えてしまったという。
しかし現実逃避したくてうっかり発売日にシータで
買ったらもうどっぷりハマっちゃったんですよね~。

私はライター両氏のファンですが、トム氏、宙地氏いずれも
BLゲーム畑のライター。 トムさんはデビュー作の
『楽園行』からして評判が良く、代表作であろう
『マスカレード』も人気がありました。
私は『楽園行』プレイ済(未コンプ)、『マスカレード』(インスト済、未プレイ)。
けれど、文体が非常に好みなライターさんでした。
さりげなく心情を滲ませる、プレイヤーに想像を委ねるタイプの文章っていうのかなあ。
宙地さんも代表作をプレイ済で、絶対に面白くなる予感はあったのに、
二年間信じて待ちきれなかった… orz

初回限定版はつい先日ロットアップしたみたいですが、
購入を迷われている方に心からおすすめしたい一品。
私も数多くの乙女ゲをプレイしてきました(遠い目)。
でも、その中でも一、二を争うくらい大好きなゲーム。
妙に中毒性があるのよね…。 新規ブランドの処女作ということで
様子見されている方もたくさんいると思うのですけれど、
こりゃマジで面白いですよ~~!

まず、私のほれ込んだシナリオの良さ。
繰り返しプレイしてから分かった、細部に至るまでのこだわりようですね。
ムダな台詞が全く無いんですよ。 コレは凄い。
おそらくブラッシュアップにたくさん時間を割いたんだと思う。
おかげでちょいと物足りなくなる部分もありますが、
ムダに水増しされるよりもずっと良い。 甘いだけの台詞にはこちとら
飽き飽きなんでな! (偉そうに) 
後になってから、 攻略対象の真意が分かる作りは上手い。

スチル。 差分GJ! 量・質ともに大満足。

立ち絵。 新システム・プラモデル方式搭載。
細かく表情やポーズが変化するので、賑やかで楽しいです。

演出。 音響さんのこだわりを感じる。 回想部分で響くようになっていたり、
遠方から近づく際はそれらしく効果が工夫されている等、 配慮されています。

声。 キャステイングが神がかっとる。 豪華です。
演技も達者です。 個人的には諏訪部さんにキましたw
何度「ですから―」に悶絶したことか。
それと孟徳。 中の人の自然な演技のせいもあってしてやられたよ…。
気がついたらボイコレが孟徳ばっかりでびっくりした。
ていうか皆さん上手いし、しっくりきたし、声スキーはホント
特攻して損なしだと思うの…。 普段音声スキップする私ですら
ころっと参っちゃったしな!
サブ・モブの中のひとも素晴らしいですよっ!

キャラクターメイキングも良くて、何故攻略不可なのか
分からないキャラクターがいっぱいです。
本当、何故元譲が落とせないのよう。
コンシューマ移植でシナリオ増補・補完希望。
FD、ビジュアルファンブック、ドラマCD、サウンドトラック、等
派生展開されたらソッコーで買う気マンマンです。



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『三国恋戦記~オトメの兵法』
(http://www.daisy-daisy.in/top/index.html)
フルコンプリート!
以下、ネタバレ有りレビュー。
決して万人におすすめはしないけれど、
個人的には心の殿堂に入れたいゲームとして、
末永く大切にしたいタイトル。
シナリオ担当のトム、宙地両氏はいずれも
BLゲーム畑のライター。 私もいくつか
両氏の手がけたタイトルをプレイしたが、
評判に違わぬ出来の良さで、乙女ゲに参入すると聞いて
とても嬉しかった。 しかも三国記もの、これは
面白くならない筈がない! しかし開発期間が
あまりにも長く、なまじ期待が大きかった分、
焦らされ過ぎて購買意欲が萎えかけてしまった。
現実逃避願望が危険水位に達して発売日に店頭で衝動買い。
フルプライスに悔いは無い。 凄く面白かった!!!!!
結末で涙ぐむとは思わなかった…布教したいけれど、
ひとを選ぶ癖があるからなあ。 でもこれ凄く面白いんだよ、
本当、何故公式で買わなかったのかが悔やまれてならない。

乙女ゲにおける定石、女子高生が異世界旅行。
孔明の弟子、軍師として三国に名高い武将に献策する
軍議モードの他は、ごくオーソドックスなADV。
まず、ゲームとしてよく作りこまれている点が好印象。
三国志にあまり知識・関心を持たないプレイヤーのために、
固有名詞は逐一簡単に辞典を参照可能。
ある程度史実に即しながら、ファンタジーとして
広がりを持つ世界観のバランス感覚が絶妙。
あくまでも、本の中の物語の世界、という処理の仕方が良い。
細かいところにまで目配りの行き届いた演出も良かった。
例えば、SEの使い方などはさりげなく凝っている。
そのさりげなさ、ちょっとした工夫が実に心憎い。 
そして、サブキャラクターに至るまで人物造形が魅力的。
最初にときめいたキャラクターは何とサブキャラの
チンピラ二人組みだった(笑)。
最後まで良い味を出していた。
サブどころかモブかと思うよなチンピラにも、
深みを持たせられるところに作り手の深い愛を感じた。
プレイヤーキャラクターも、嫌味のなく素直な造形で、
同じく時間旅行ものの大作《遙かなる時空の中で》シリーズよりも、
モノローグには共感しやすかった。
どうやったらこんなふうに育つんだろう? というような
良い子っぷりに私が泣いた。 普通の女の子だからこそ、
乱世の英雄が心惹かれる…すみません、大好物ですがそれが何か?
少女マンガにも限度があろうよ、だがそれで良い、
それが良いんだ!!! もー 始終ときめきっぱなしで、
深夜に奇声をあげてのたうちまわりたくなる始末。
ライターさん二人の作風は既存タイトルで知っていたが、
二人ともあまり露骨な表現はしないタイプで、
乙女ゲ的にはどうなんだろう、と老婆心ながら心配だったりした。
ここぞとばかりに甘い台詞が疾風怒濤のように
襲い掛かる昨今の乙女ゲとは一線を画し、いささか地味な印象。
しかしさりげなく端々に滲む心情はかえって切なくて良い。
多分、クラキミを好きな方は特攻して損は無いと思います。
三国志を好きな方で、ファンタジーをファンタジーと
割り切れる方もゲームショップに走るべし。
異世界トリップ少女まんがが好きな方にも
自信を持ってすすめられる。 これは良いゲーム。
BLゲーマーで、両ライターのファンで、
乙女ゲに抵抗感の無い方にも ― ってなかなかいないか。

多分ひっかかりを覚える点は、
三君主と孔明がやや優遇されているところか。
システム周りは快適、ボイスコレクション等+αも完備。
エンディングリストが欲しいところ。
シーン回想ももうちょっと何とかならんかったんかい。
スチルは美麗、立ち絵のバリエーションも豊富。
塗りの淡い色彩感覚も世界観によく馴染んで良い。
音楽、これも非常に良かった。 特にエンディング、
スタッフロール時に流れる歌が好き。 BGMも良い。
ただ、要6GVは臆するよね…。
私の場合はインストにもさほど時間はかからなかったし、
プレイ中のストレスも皆無だった。
名前を変更した場合でも、EDムービーはデフォルト名で
固定なので要注意。 EDムービーは、攻略対象視点の
各シーン回想で、これがまた異様にときめいた。
やってくれるぜでいじーでいじー!
新規ブランドの処女作としては及第点以上。
客観点は良作、佳作、主観点では神ゲーというあたりも、
クラキミを彷彿とさせないでもない。
派生展開を切望するが、売れるかなあ。
地力があるかなあ… 頼む!
 
曹操ルートではBADで軟禁されたり
ハーレムにぶちこまれたりするものの、
基本的には乙女ゲ風にカスタマイズされた
なんちゃって三国志なので、残酷・流血表現は抑え目。

今月下旬に購入確定が一本、保留中が数本あり。
18禁と全年齢とが混在しているが、
忙しければ忙しいほど現実逃避願望は高まるので、
おそらく気力と体力と財布の許す限り
攻略に臨むであろう。 なんだかんだと私は元気です…。
『暗闇の果てで君を待つ』
http://www.d3p.co.jp/kurakimi/#


えー 私の自己満足のためにまとめようと思います。
全員のTrue End のみコンプリート、スチルは未コンプ。

幼馴染のみキャラ評書いたので、他キャラも攻略順に簡単な解説を。
このゲーム、本筋は同じですが、
攻略対象によって展開は変わり、
ラスボスが各シナリオで異なります。


穂波 陽介 (CV斎賀みつき)
出自が重過ぎるだろ…。 テニス部コンビの片割れ。
複雑な内面にかけては乙女ゲの中でも随一。
一筋縄では行かない感じが良かったと思います。
例えば、パートナー選択時で何故僕を選んだのか?
と質問されますが、そこでの正解選択肢(好感度↑)は、
《貴方を疑っているから》。 これ、初見で失敗した。
頭が良くてひとなつこいようで、
他人に踏み込まれるのを恐れている臆病者で、
でも根っこは断然男前という…。 とにかく、
打ち明けられる秘密の重さにびっくらした。
シナリオ本編には絡まないんですが、
虫嫌いの理由も実はすんごく重いです。
秋山くんとは良いパートナーシップを築いているようです。
お互いに思うところはあれど、決して疑わないんですね。
ちょっとした気遣いにたいそう萌えました。
英国ハーフは伊達じゃないぜ…。
探索時、アイテム使用時で何気なくリーダーシップを
取る彼が好きだ。 まあ、全員そうしてくれるけれども、
穂波は特に良かった。 プレイしている最中は
異様に張り詰めたテンションでプレイしていたのに、
終ってみればほのかな気持ちしか残ってないんだぜ!
穂波のシナリオではおっさんの役回りがかいま見えます。
単なる良いおっちゃんじゃなかった。
主人公がいなくても、穂波は穂波で安定しているというか、
このゲームのキャラクターは皆依存的にならず、
カウンセリング要素は意外にもほぼ皆無なのに、
やはり穂波に主人公がいてよかったと思わずにはいられない。
暗闇の果てで君を待つ、というタイトルともダブって感無量です。
ラスボスは殺人鬼双子の片割れ。
逃げ惑うシーンでスチルが出たときには、
緊迫したシーンなのに公式はわかっとる、と思わず拳を
握り締めた。 それと、穂波の良さは秋山や先生など
他ルートの随所で見られるのも高評価。 これは全編共通。
他にも幼馴染が変態先生に食ってかかるところはほとんど
涙ぐみそうになったぜ…。 よく出来ていると思います。
マイベストシーンは冷凍庫から救出したとき、
主人公を思い切り抱き締めるシーン。
彼自身の口から語られるのですが、冷凍庫で閉じ込められる
罰は、孤絶感に苛まれていた彼にとって心象そのものだった。
そこに颯爽と現われて救出した主人公に惚れるのも分かるよ! 
何度でも助けに行くんだぜ!  氷によろわれている部分を
少しずつ溶かして、本当の彼にたどり着く、というシナリオでした。


風野太郎(CV荻原祐規)
あー悔しいけど萌えたよ。 ツンデレかと思いきや
単純にそうとも言い切れない。 彼も家族のゴタゴタを
背負って一人奮闘している気の毒なキャラクター。
大病を患う妹、精神的な弱さから新興宗教に逃げ込んだ
両親を背負い、一人格闘しております。
お金にシビアな弱肉強食主義者。 お父さんの会社は
かつて葵グループ傘下だったので、会長を毛嫌いしております。
ムリないよなー と思った。 会長に当たるのは
八つ当たりっちゃ八つ当たりなんだけど、
高校一年生なんだし、言い分がまずまず理解できる。
ラスボスは会長です。 トラップの仕掛け方も流石の一言。
世の中ってもんは、と斜にかまえている彼が主人公によって
変わり行く様は眺めていて楽しかったです。
マイベストシーンはちょっと選び難いくらい、
エピソードは粒ぞろい。 秋山・穂波と並び
本筋とはすこしそれている割に完成度の高いシナリオで
満足しました。 細かいですが、神様談義や約束について
二人でマジメに議論するちょっと理屈っぽい感じが
青臭くて良いと思います。 むしろ高校生ぽいよね!
約束した以上、裏切られても良いという風野に対し、
主人公は強い感情を持ちます。 私は覚悟の上で約束を
したのだから、信頼されていないようで寂しいという
主人公の台詞は良かったです。 乙女ゲにありがちな
元気で明るいけれど考えの足りないヒロインが苦手な
方にもおすすめできるゲームだと思います。
緊急事態にも冷静で落ち着きを失わず、
足手まといになるなどの事態は全くありませんでした。
主人公は概ねニュートラルなんですが、時折プレイヤーの
思考を軽く超えていく…! そう来るの!? と驚く
ことも多々ありました。 主人公はテンションが低いのも
このゲームの独自なところだと思う。 
主人公の一人称シナリオでローテンションってあまりないよね。
エンディングで株までいじる主人公のポテンシャルは
高すぎると思った。 とっつかまったときにも
ぎょっとしたが、転校・指輪と来たあかつきには
もうブラボーとしか言えないよ…。
自分は特別なんだと思っていた彼がどのように成長し、
想いを育んでいったのかが手に取るように分かる良い
シナリオでした。 基本軸は恋愛よりもむしろ成長だと思った。
恋愛=成長なのも年齢設定からして良いのではないかと。
甘酸っぱかったぞー!
ネタバレです










キャラ別雑感・総評よりも先に叫びたい。
先生マジパネェっす…! 日本語も乱れるよそりゃあ!
常時【うちゅうの ほうそくが みだれる…】的な
心象風景とともに只今クリア!
全員トゥルーエンディング達成しました!
欠点も多々あれど客観点で良作、主観点で名作な
面白いゲームでしたよ~。
私の最萌は幼馴染で、別格で先生を挙げたい。
攻略順が割と大切かもしれません。
先生トリだと後味悪いことこの上ない。
しかしタイトル的にはむしろ先生がメインなんじゃね? 
私を待っていたひとは先生に違いない。
教師・白衣・眼鏡・ドS・快楽殺人犯、CV成田剣。
完璧ですよね! 乙女ゲプレイヤーの先入観を見事に
逆手に取った超シナリオだった。
普通、主人公は綺麗事を並べつつ
何とか更正させようとするもんじゃないのかよ!
えー 何故か主人公は先生に強いシンパシーを感じ、
先生に代わって全員を殺します。
消極的なやり方だけでなく、自ら手を下す場面も。
一番手の幼馴染の殺害が一番むごたらしかった。
今まで優しくしてくれた思い出がフラッシュバックするのが
切ない。 しかしやるしかないと固く決意している主人公が
本当に理解できない。 最後は二人でランナウェー。
傷跡を嘗めるスチルといい眼鏡を外すスチルといい、
事後スチルといい、とにかく一人突出してエロい。
バッドは凄かった。 最初こちらが正規エンドかと思った。
全体的なバランスやシステム面に若干不満はありますが、
とにかくシナリオが良かったと思います。
もう全部先生に持っていかれたような気もする…。
最後のキススチルで二人とも血まみれなんだもん…。
シュールだ。 それと最後の選択肢が凄かった。
ラスボスもぽかんとしてた。 プレイヤーもびっくりだよ!
続編やFDがあるにしろ先生の出番は無いだろうなあ。
面白かった!
決定的なネタバレあり
















さあ、丸一日かけてトコトンプレイしたぜ!
ちょ、何はさて置きこれだけは言いたい…。
先生気持ち悪いにも限度があるよ!!
いや、気持ち悪いというか、もう言葉さえ見つからないよ!
まさかのお色気担当かい! CV成田剣の本領発揮でした。
ドキドキが止まらない…何なのこれは…私は彼をどの引き出しに
入れたら良いんだ。 先生の攻略中にトリにするつもりでいた
生徒会長のルートに入ってしまいました。
先生で物語を締めくくるのは嫌だなあ…怖いよう。
いちいち言動がアレ過ぎる…彼こそ本物のヘンタイだ。
二度目のパートナー選択を経て、二人きりの面談で、
薄ら寒い選択肢があったんですが、アレを選ばなくては
先生のルートに入れないんだろうか。
もしもそうだとすれば私は謹んでこのゲームを
心の殿堂入りにするよ…。メーカーの溢れる冒険心に乾杯したい。
まさかなあ、まさかなあ…。
主人公は先生が内通者であると看破しながら、
私は先生を助けたいと言い募ります。
そう、例え人殺しですらも…。
マジか、待て、頼むから! と焦ってリロードして
選択肢を選びなおしたら生徒会長ルートに。
先生とのフラグを潰した!? 
まさか、まさか、殺人行為を手伝えというのか…。
主人公はニュートラルでありながら賢く勇気があり、
たいそう好感の持てるキャラクターだが、
そこまで突き抜けられるともう全く分からん。 
何故そんなふうに思ったんだろう。
その気持ちの区分は果たして愛で良いのか?
ストックホルム症候群をリアルで体感させてくれる粋な試みだ。
こんな生粋の純度100%の変態と一緒にいるというのに、
何故かときめいて仕方ないんですけども!
うおおおお! 先生・好 き だー!!!
でもルート入りたくない、遠くから見詰めていたいんだぜ!!
なるべくお近づきにはなりたくない!
これから先生ルートを狙います。
どきどきするなんてもんじゃないよー。 生徒会長ルート、
クライマックスの彼の会話はドン引きなんてもんじゃなかった。
とりあえずお酒を買おう…。

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