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かみや みさと
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女性
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読書・女性向けゲーム
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『アトラク・ナクア』は切なかった。
ゲームの特質に合った文体で、
伏線の回収もうまい。
バッドエンドひとつ、グッドエンドひとつでした。
立ち絵のバリエーションはありませんでした。
表情・ポーズの変化なし。
けれど不満はありません。
スチルは十分。音楽は素晴らしい。
音楽のために2800円払う価値があります。
とにかく安い、ですよね。
メッセージを瞬間的に表示する機能がないのがちょっと。
古いので現在の操作性に慣れていると
辛いかもしれませんが、
それを補って余りある面白さ!
女郎蜘蛛の化身初音を筆頭に
キャラクターの造形も良くできています。
正ヒロインの奏子の健気さ、一途さには目に涙が滲みました。
エロはエロいですが、綺麗な感じ。
生臭くない、というか。エロいんですが。
宿敵との対決、終章。
本性をあらわにした巨大な蜘蛛の姿をした初音の傷を
案じる奏子には参りました。
最後の蜘蛛の台詞は深い。
情、絆がテーマでしょうか。
泣けますよ~! オススメ。


次回は『Under the Moon』レビューでっす!
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またしても号泣。
名作だ・・・。
詳しいレビューは睡眠後。
オススメですよ~!
私はこのゲームのラスボス、リュウ・ホージュンが
大好きなのです。

愛故に狂気に身を投じた男。
組織の長であり、冷酷無比なカリスマ。
ラスボスに相応しく無茶苦茶強いです。

盛大にネタバレしますが、



妻が実兄を愛し、他の男をいれる余地がゼロという
因果な女性だったら・・・。
誰だって頭がおかしくなりかねませんか。
彼は妻を犯し、犯させ、殺しながら、
それを忠実に模した人形を傍らに置きます。
その人形に優しく語りかけるのですが、
台詞が本当にうまいです。

生前は『路傍の石』にも等しい扱いを受けた、という。
人類の約半分は女性なのだから
他に良い女はいっぱいいるだろうに・・・。

妹の魂の入ったセクソイドは
他の男や女に散々な目に合わされているのですが、
ホージュンだけは手荒に扱わないどころか、
そういったシーンすら皆無なんですよね。
見たかったんですが・・・(オイ)。

妹ルイリーは良くも悪くも女性だなあ、という感じです。
このひとが誰よりも狂っている。

次にプレイをするとしたら『アトラク・ナクア』か、
『デアボリカ』ですかね。

せっかくなので、
こういった漢くさいBLGをニトロプラスキラルには
作って欲しいと思うんですが。



人生初のエロゲ攻略。
エロゲですが、エロは別に不必要でした。
どうなんだ。
最高に面白かったです。

『咎犬の血』『lamento』でおなじみニトロプラスキラルの
兄ブランド、大御所ニトロプラスのビジュアルノベルゲーです。
ストーリーは復讐劇
妹を陵辱され惨殺された兄が五人の仇敵に復讐する、という。
舞台は近未来の香港、B級のにおいがぷんぷんしますが
そこがまたよし。大好きです。
精神を解体された妹は五体のセクソイド(ガイノイド)として
なぶりものにされています。
タオロー兄さんは妹を救う望みを捨てきれず、
五つに分かたれた妹の魂を再統合し、
かつての少女を取り戻そうと足掻きます。
連戦に継ぐ連戦で心身ともにボロボロになる
タオロー兄さん。
手に汗握るバトルを裏打ちする流麗な文体は凄い。
一歩間違えば(間違わなくとも)荒唐無稽な
描写にえもいわれぬ説得力を与えています。
タオロー兄さんなら音速も超えられる・・・!
妹思いのまっとうなお兄さんで、
端々にはさまれる追憶が哀しい。
タオロー兄さんの兄弟子、親友であり
妹ルイリーの旦那様リュウ・ホージュン。
微笑を絶やさない、涼やかな麗人なのですが、
何故愛する妻を惨く殺し、
親友を死ぬ目に合わせたのか。
ルイリーとうりふたつのガイノイドに
只ならぬ執着を持ち、
魂の残滓に向ける優しげなまなざしは
確かに愛情を抱いていたと分からせるものです。
また、徐々に不穏な気配を漂わせる人形には、
足元が瓦解させられる恐怖を味合わせられました。
タオロー兄さん可哀想だ・・・。本当に。
妹の真意とともに次第にあらわになる真相は
目を背けたくなるほど残酷でした。
人の世の愛と憎しみは・・・


まさかエロゲで号泣する日がこようとは。
しかしこれは多分エロゲではない、かと。女性向けのエロゲ、ということで
調べたタイトルのひとつですが、
性別を超えて胸を打つストーリーだと思います。
映画的といえば映画的ですが、
この形態が一番相応しいと思います。
選択肢がなく、ひたすら読み進めるだけですが、
やはりノベルには無い要素が贅沢に盛り込まれています。
圧倒的な臨場感は絵、音楽、効果音、
それらの相乗効果の成せる業かと。

男性陣二人がやけに男前です。
かっこよすぎ。
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