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いまおかしんじ監督の『かえるのうた』を見ました。
生活のしんどさとかやるせなさとか、
そこから一瞬ふわっと浮き上がる感じが伝わる映画でした。
そういうことがあるから頑張れるんだよなぁっていう
ラストシーンが凄く良かった。
主役は女の子二人で、出遭ってすぐに夜道を二人で
手をつないで歩くシーンがあるんですが、そういう二人です。
アケミが可愛いです。
冒頭から浮気癖のある彼氏を瓶で殴って蹴って、
「ごめん」って言ってマンガ喫茶に逃げて泣いちゃう。
浮気相手の女の子とフランスパンで一騎打ちするんだけど、
何でこんなに可愛いのかって思ったら、
多分カエルの小物を一生懸命集めてるそういう可愛さだと
思いました。 何かのおまじないみたいに、
必死で集めてる。 ベースにあるしんどさみたいなのが
可愛さの秘密なんじゃないかと。
同じようにキョウコも凄く可愛いです。
浮気癖のある彼氏に、「アケミって呼んで」って
誘う場面がこの映画で一番色っぽいシーンでした。
女の子同士の友情ってものがあるとしたら、
その一番良い所をぎゅっと集めたような二人ですね。

面白かったよー。紹介してくれた友達、ありがとう!


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敬愛するK先生と映画に行きました。
『ブロークバックマウンテン』。
私はあまり映画を観ませんが、
もうボロボロ泣いてしまいました。
以下、感想。ネタバレあります。
むしろ観たひとにしか分からない。





弾みで関係する場面が凄い。
貧しい若い男のひとふたりが、次第に打ち解けあい
心を寄せ合う姿は純粋である反面、
決して世間的な価値観とは相容れない、
危うさを孕んでいる。
ふたりとも、年月を経て、それぞれの家族を持ち、
うしろめたさを抱えながら秘密の逢瀬を繰り返す。
ひとりは無理が祟って結婚生活は破綻するけれど。

『俺たちにはブロークバックマウンテンしかないんだ』

という台詞、最後の逢瀬のふたりのやりとりは
本当に泣けて泣けて仕方なかった。
好きなひととふたりきりで過ごしたそれこそ
夢のようなひととき。
それだけに振り回されて、人生を支配される。
そうした時間を、ブロークバックマウンテンを
持ってしまったら、それはそれで悲劇的なのかもしれない。
しかし、それゆえに思い出はかなしみを帯びて
うつくしい。
袖口が血で汚れたシャツを見つけたときは、
たまらなかった。
最後の曲もまた良いんだ。




本当に雑感ですが、覚書。
感動は長持ちしない感情なのでせめて文字にして
残して置きたいな、と思います。
もう一度観たい映画です。
友達にも勧めよう!
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